マンションは耐火性能の高いコンクリート造の専有部分のみの補償なので保険料が安いです。

マンションの火災保険について

火災保険

マンションの火災保険は、共用部分は管理組合で加入して専有部分のみ住民が加入するルールになっています。
共用部分の火災保険は管理費の中から支払われています。
コンクリート造のマンションは火災保険では保険料の安いM構造になることと、住民の負担する保険料は専有部分のみで建物の構造的な部分は含まれないため、木造の一戸建てに比べて火災保険料は安いです。
マンションタイプの火災保険は保険料の安いことから、充実したフルカバータイプのプランで提案されることが多いです。

 

 

火災保険料の相場

火災、水災、風災、水濡れ、盗難、破損など全ての基本補償と家財保険、地震保険を付けたプランで10年一括払い10万円ほどがマンションの火災保険の相場です。
保険会社やプランによっては15~20万円になることもありますし、地震保険を外したり、免責設定、水災を外すなど補償を薄くすれば10年で5万円以下になることもあります。

 

マンションは料率が安いため、不動産会社の紹介された保険会社でプランや他社の比較をせずに決めてしまう方も多いですが、適切なプランの見直しや複数社からの比較をすれば同じプランでも10年で3万円以上安くなることもあります。

 

マンションの保険料が安い理由は、専有部分のみの補償になることと、コンクリート造は耐火性能の高いことです。
同じ建物で複数の住民が生活しているので、火災発生リスク自体は高いです。
他の部屋で火災が発生して火が燃え広がった場合でも、専有部分は住民の火災保険で対処しないといけません。
火災保険に加入することはもちろん、臨時費用特約など万一の災害時に役立つオプションもしっかり付けておくことをオススメします。

 

 

地震保険は必要?

地震保険は保険会社と国(政府)の共同事業で、保険料はどこの保険会社でも均一。加入できる条件は建物・家財の火災保険設定額の50%が上限になります。
地震による損害を全て補償されるワケではなく、建物の修繕ではなく新しい生活をするための準備金を補償するような役割です。
実際に支払われる保険金は地震や津波で受けた損害額だけではなく、建物の損害の程度によって決まります。

 

地震保険の損害認定一覧

全損:地震保険のご契約金額の100%(時価限度)
大半損:地震保険のご契約金額の60%(時価の60%限度)
小半損:地震保険のご契約金額の30%(時価の30%限度)
一部損:地震保険のご契約金額の5%(時価の5%限度)

 

仮に地震で家具が倒れて家財で300万円の損害が出たとしても、建物にダメージがなく損害認定を受けなければ保険金は支払われません。
一部損の認定だと時価の5%なので、時価が300万円の損害でも15万円しか支払われません。

 

マンションは木造住宅より耐震性能の高い一方で損害認定を受けにくいので、大地震が起こっても満足のいく保険金の支払われないケースが多いです。
その分、保険料は安いので加入する価値はあります。
保険料は安いですが、補償される条件の限られることを認識して検討してください。