マンションの管理費は住民が安全で快適に生活するために必要な経費です。

マンションの管理費ついて

マンションの管理費は共用部分や共同で使用する施設や設備などの維持管理に必要な経費で、毎月管理組合で定められた金額を支払うルールです。
マンションの必要経費は以下のものがあります。

 

  • 管理人の人件費(清掃、ゴミ置き場の管理、その他相談・取次業務など)
  • 管理会社への手数料
  • エレベーターの保守・点検費用
  • 共用部分の電気代、
  • 共用部分の保険料(火災保険・地震保険など)
  • 駐車場のメンテナンス費用(機械式の点検整備、定期的な床の清掃など)
  • 共用設備の維持費
  • 植木の手入れや雑草の除去

 

マンションの設備によって必要経費は変わりますし、住民で管理費を出し合う仕組みなので総戸数の多いほど管理費は有利です。
大規模なマンションほど、子供用のプレイルームや休憩場所、パーティールーム、シアタールームなどの共同設備の充実する傾向があります。

 

都心の高級タワーマンションでは、日用雑貨の販売、クリーニングの受付、タクシーの手配など幅広いサービスに対応できるコンシェルジュサービスを用意していることもあります。

 

マンションによって、管理人は通勤で平日の日中は常駐している場合や、複数のマンションを巡回している場合があります。
管理費は住民が安全で快適に生活するための費用なので、安ければいいワケではなくサービスに見合った管理体制や住民向けサービスを実施しているかがポイントです。

 

 

修繕積立金とのバランスが大切

マンションを保有するためにかかる月々の固定費用は管理費修繕積立金があります。
この2つは独立して管理しています。
管理費は快適かつ安全に住むための費用。修繕積立金は建物を長持ちさせるための費用です。

 

以下の2つの物件を例に説明します。

 

マンションA

管理費:5千円
修繕積立金:1万5千円

 

マンションB

管理費:1万5千円
修繕積立金:5千円

 

 

どちらも固定費用は月々2万円ですが、内訳が違います。
修繕積立金は安すぎると、修繕時に一時金の支払いを求められることもあり、将来の保有コストや建物の耐久性に影響を与えます。
上記のAとBの物件であれば、Aの物件の方が高く売れます。
修繕積立金については、コチラのページをご覧ください(マンションの修繕積立金について)

 

 

マンションのランクによって管理費の適正金額は異なる

マンションの管理費

マンションは築年数や立地、外観、階数などによってランクが違います。
駅からの距離や間取り、平米数も同じで3,000万円と4,000万円の物件があれば、4,000万円の方が豪華で住民の平均所得も高くなります。

 

グレードの高いマンションは、管理費が高くてもそれに見合うサービスが付いていれば不動産としての評価は下がりません。
逆に築年数が古くて中古で1,000万円台で売りに出ているような物件を購入する人は、安く住めることを優先しています。
物件価格が安くても、無駄に管理費が高ければネガティブな印象を与えて不動産価値を下げてしまいます。

 

物件ごとに住民の質や求めている管理体制は変わってきます。
管理費は物件の質に見合ったサービスを行っているか?サービス内容に対して管理費用は適正な金額になっているかが重要です。
いずれかのバランスや修繕積立金も含めて割高感のある物件は、売却価格に大きな影響を与えます。